介護の面接で逆質問は何を聞く?確認したいことの整理と伝え方

執筆・編集:東海かいごキャリア編集部|監修:川端 陸渡(キャリアアドバイザー・介護福祉士) | 公開 2026/09/09

面接で確かめたいこと
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面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれて、何を答えればよいか分からなくなる。反対に、聞きたいことはあっても印象が気になり、言い出せない場合もあるでしょう。逆質問では、入職後の仕事を判断するために、まだ分かっていないことを確かめます。話の組み立て方と質問例を見ていきましょう。

まずは、求人票を読んでも分からないことを整理する

募集職種、施設の種類、勤務時間、仕事内容などを読んだうえで、確認したいことを書き出します。「どんな施設ですか」という広い質問より、「配属先ではどの業務から担当しますか」と聞くと、自分の仕事に結びつく情報を得やすくなります。

ハローワークの応募書類の資料でも、応募先を調べ、自分の経験と仕事との接点を考えることが示されています。逆質問を準備するときも、応募書類に書いた希望や経験とつなげて考えましょう。

参考:ハローワークインターネットサービス「応募書類の作り方」(内容確認:2026年9月7日)

確認項目は「入職を決める前に知りたいこと」と「詳しく知れればよいこと」に分けます。勤務できる時間など、働くうえで欠かせない条件を、印象を気にして後回しにしすぎないようにしましょう。

質問は「調べたこと・聞きたい理由・問い」で組み立てる

調べた内容に触れる

「求人票で研修があると拝見しました」と、質問の前提を短く伝えます。書かれていることを最初から説明してもらうのではなく、その内容を具体的に知りたいという意図が伝わります。

自分が確認したい理由を添える

「この業務は初めてなので、教わる進め方を知りたいです」と理由を添えます。長い自己紹介を繰り返す必要はありません。応募先が、どの範囲まで説明するとよいか分かる程度に伝えましょう。

一度に聞く内容を絞る

勤務、研修、職員同士の連携をまとめて質問すると、どれかが答えられないままになりがちです。まず知りたい項目を聞き、答えを受けて追加で確認します。面接の時間に合わせて、優先順位の高いものから進めましょう。

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介護の面接で使える、場面別の逆質問

配属先と最初の担当を確認する

「前職では入浴と食事の支援を担当していました。入職した場合、最初はどの仕事から覚える予定でしょうか」という聞き方なら、経験と担当業務をつなげて確認できます。配属先が未定なら、いつ、どのように決まるかを聞きましょう。

指導や習熟の確認方法を聞く

「教えていただいた手順を振り返る機会はありますか」「指導担当の方が不在のときは、どなたに確認すればよいですか」と、日々の場面を質問します。過去の指導で困った経験がある方は、上司と合わない理由の整理を参考に、次の職場で知りたいことを絞ってみてください。

職員間の連携を具体的に尋ねる

「人間関係は良いですか」という質問だけでは、同じ言葉でも捉え方が違います。申し送りの方法、意見が分かれたときの相談先など、仕組みを聞きましょう。職場の人間関係を確かめるポイントも参考になります。

勤務時間は、自分の条件との一致を確認する

「家庭の予定があり、この時刻までの勤務を希望しています。今回の募集では相談できますか」と具体的に伝えます。条件の確認自体を避けると、入職後に続けにくくなることがあります。無理な条件を引き受けず、調整できる範囲も含めて共有してください。

聞きたいこと質問の例回答後に確認する点
仕事内容最初に担当する仕事を教えていただけますか経験を活かせる点と教わりたい点
教育仕事の習熟状況はどのように確認しますか振り返りと質問の機会
連携支援方法に迷ったときは誰に相談しますか勤務帯ごとの相談先
勤務希望する時間帯で働くことは可能ですか合意できた条件と未確認の条件

質問は編集部が作成した例です。採用の評価基準や、合格を約束する質問集ではありません。

面接中に説明された場合は、質問を組み替える

分かったことを踏まえて追加する

研修の説明があったなら、「指導の流れは理解できました。独り立ちの前に不安を相談する機会もありますか」と、残った疑問へ進みます。準備した文章をそのまま読むより、今の説明に合わせて問いを変えることを意識しましょう。

確認事項がなければ、その旨を伝える

「配属先と指導について詳しく説明いただき、現時点で伺いたかったことは確認できました。ありがとうございます」と伝える方法があります。質問がないことだけで結果が決まると考えず、説明を理解したことを自分の言葉で返しましょう。

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面接後は、回答と未確認事項を分けて残す

帰宅後に、聞けたこと、説明を理解しきれなかったこと、追加確認が必要なことを記録します。その場で答えが出なかった条件は、担当窓口を通じて確認しましょう。自分が希望として伝えたことと、応募先が対応できると答えたことを混同しないようにします。

まとめ:逆質問を、働き方の確認に使う

求人票を読み、自分の経験や希望から質問を用意します。面接では説明を聞いて問いを調整し、終わった後に未確認事項を整理しましょう。希望に合う求人や、面接で聞きたい条件を整理したい場合は、無料相談もご利用いただけます。

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よくある質問

逆質問はいくつ用意すればよいですか?
決まった数を満たすことより、入職を判断するために確認したい内容を用意することが大切です。優先順位をつけ、面接中に説明された項目は外します。時間が限られている場合は、残りを確認する方法を相談しましょう。
勤務時間などの条件を聞いてもよいですか?
働き続けられるかを判断するために必要な確認です。求人票の内容を読んだうえで、自分の希望や制約と合うかを具体的に聞きましょう。採用されたいからといって、難しい勤務条件をできると答える必要はありません。
用意した質問がすべて説明されたらどうすればよいですか?
説明してもらったことへのお礼を伝え、理解できた点を短く述べる方法があります。確認できていない点がなければ、その旨を伝えてかまいません。話を聞いていなかったように見える重複質問を、数合わせでする必要はありません。
回答が曖昧なときはどう聞けばよいですか?
答えにくいと決めつけず、知りたい場面を具体的にして聞き直します。その場で分からない場合は、担当者への確認や、後日返答をもらう方法を相談しましょう。未確認の条件は、確認済みとして扱わないことが大切です。

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本記事は東海かいごキャリア編集部が執筆し、キャリアアドバイザー・介護福祉士の川端 陸渡が監修しています。東海かいごキャリアは、介護のお仕事情報の提供と転職相談サポートを行うサービスです(運営:株式会社エスタス/有料職業紹介 許可番号 23-ユ-302764)。記事内の給与・統計データは公開日時点の公的統計等に基づく目安で、実際の募集条件は各求人ページをご確認ください。

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